
1973年の能率手帳
いまから45年前
前年に札幌オリンピックが開催され、沖縄返還が実現し
オイルショックがあったのが1973年
その当時の能率手帳を今日はご紹介いたします。

大きさは
なんと現在の能率手帳と同じ大きさ。
ご存知の方も多いかもしれませんが
発刊当時の官製はがきの大きさに合わせた大きさです。
手帳の帯には
ご愛用者200万人!
ビジネスマンの行動指針
時間を積極的に活用するために! と書かれています。
ちなみに 価格は300円。

早速、手帳を開いてみましょう!
懐かしい能率手帳の扉が印刷されています。
月間予定表は 現在のフォーマットとほとんど変わらないスタイル。

週間予定表はというと
日曜日始まりのレイアウトで
日曜日のスペースには 今週の目標 と書かれています。
ここに1週間の目標を書いて管理していたのでしょうね。
のちに 週休2日が定着し 土日を連続して管理できるようにと
月曜日始まりのレイアウトに変わりました。
時間目盛りは 8時から24時(表記では12時)と変わらずですが
1時間刻みになっています。
現在は 30分刻みとなっています。
当時は 1時間単位での時間管理だったのでしょうか・・

巻末には 「能率手帳の上手な使い方」が掲載されています。
冒頭には
『過去を振り返ってみるとき、あのときそうすればよかった・・・というにがい経験をなさったことがおありでしょう. ふたたびそのようなミスをおかさないように,あなた
の時間はあなた自身で管理しましょう. そのための武器として能率手帳大きな力になります.』
と書かれています。
いま風にいうと、ライフログをとり、過去の経験を活かして
自分の時間をしっかり計画しましょう! ということでしょうか
フォントの印象が歴史を感じさせますが
手帳としての構成はいまと変わらないことに 改めて驚きを感じましたが
いかがでしたでしょうか
昔から愛されている能率手帳、歴史と共に少しずつ姿を変えているんだぞう♪歴史を感じるぞう♪