みんなの手帳部

「みんなの手帳部」は、いろいろな手帳の活用方法を紹介するコンテンツです。
楽しい・面白い・便利な手帳の使い方をご覧いただき、ぜひ真似してみてくださいね!

カクゾウ
活動報告みんなの手帳の色んな使い方をご紹介! 活動報告

文具のプロから見た、手帳選びのコツ

金澤 博子さんの活動報告

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Profile

プロフィール画像

株式会社八重洲ブックセンター本店 販売部 主任
金澤 博子 (かなざわ ひろこ)さん

1970年生まれ。1993年八重洲ブックセンター入社。入社以来、本店1階で文芸書の販売を担当。1997年より併設のシステム手帳売場も担当する。

会社HP http://www.yaesu-book.co.jp

お客様のお問い合わせにも丁寧に対応

東京駅八重洲南口近くにある同店は、日本有数の大型書店で、その蔵書数は150万冊にも及ぶ。金澤さんは同店の1階で書籍と文具を担当する。お客様対応はもちろん、書籍や文具の仕入れ、陳列、出版社営業担当との打ち合わせ、と日々忙しく働いている。手帳売り場も金澤さんが担当する。かれこれ7年近くの手帳のプロでもある。「やはり寒くなってくるとシステム手帳が売れ始めるんです。あの革の質感に温かみを感じるのでしょうね」。場所柄、お客様は40~50代のビジネスマンがメインであるため、落ち着いた色調やデザインのものが多い。ふらっと訪れるというより、目的を持って来店するお客様が多いという。また、時間管理に対する意識の高いお客様が多く、手帳は9月末くらいから、問い合わせが入り始めるそうだ。「品番をおっしゃって毎年同じものを買い求めていかれるお客様が多いですね。メーカー名と品番でお問い合わせいただくのが一番分かりやすいです。たまに表紙やスケジュール欄をコピーして持ってこられる方もいらっしゃいます。そんな時は、売り場の手帳を1点ずつ開いて探すなど、苦労することもあります(笑)」。手帳の品番はほとんど奥付(巻末)に記載されているので、品番を伝えていただくのが一番早いのである。同店では10月中旬から手帳・日記フェアを開催する。手帳関連の書籍なども見やすい位置に陳列する。場所柄、平日がとても混雑するので、土日に商品のレイアウト換えをしたり、補充商品をチェックしたりする。大型店なので、サイン会やイベントなどが常に催され、やるべき仕事はとても多岐に渡るのだそうだ。

資料でぎっしり詰まったプロの手帳

金澤さんが使っているのは、能率手帳サイズのシステム手帳、Bindex-N。mini6 サイズだと小さくて書ききれず、バイブルサイズだと常に持ち歩くには大きすぎるので、このサイズがちょうどよいのだそうだ。専ら仕事用として使っている。リフィールは、カレンダータイプの月間スケジュールと週間スケジュール、そして1日1ページのダイアリーの3種類を使用している。月間スケジュールには店舗でのフェアやサイン会などのイベント、全体会議など、長期的に見渡す予定を書き込んでいる。これは前年分も一緒に綴じて、ときどき前年と照らし合わせて参考にしている。週間スケジュールには、イベントや打ち合わせの詳細を記入する。さらに1日ダイアリーには、その日の発注内容やToDoリストを書き込む。未確定の予定は、ポストイットに記入し、確定した時点で手帳に書き込む。記入は主にボールペンを使う。お客様の注文メモ、補充伝票、取引先とのスケジュール、出版社の連絡先、経費一覧などたくさんの資料が一緒に綴じられ、分厚くなっている。「上司には”弁当箱のようだ”なんてからかわれていますけど(笑)。取引先やお客様に聞かれたとき、すぐ答えられるようにと常に持ち歩いているんです」。

ビジネスパーソンに人気の手帳は?

文具のプロから見た、手帳選びのコツイメージ 3
文具のプロから見た、手帳選びのコツイメージ 3

最近売り場で人気なのが、時間軸を縦に取ったバーチカルタイプの週間スケジュールだという。記入枠がきっちり決まっているから書きやすいこと、予定が一目でぱっと見渡せること、パソコンとの連動がしやすいこと、などが人気の理由のようだ。「営業職など予定の多い方、時間管理をきちんとしたい方にお勧めしたいです。予定がマス目ではっきりと分かるので、過去の記録を見直すにも便利です」。場所柄、オフィス街であり、大学のサテライトキャンパスも最近増えているためか、知的好奇心の強いお客様が多いという。「システム手帳をスキルアップ、キャリアアップのツールとして活用される方も多いようです。また、自分史に興味を持たれている方が増えているためか、2年3年連用タイプのダイアリーも人気です。みなさん楽しみながら記録しているようです」。落ち着いた印象の金澤さんだが、忙しい売り場をテキパキと仕切り、手帳に精通しているだけあって、その一言ひとことには説得力があった。

私の手帳のツボ

●手帳を注文する際はメーカー名と品番を確認してください。
●バーチカルタイプのスケジュール欄は、忙しいビジネスパーソンにお勧めです。
●連用のダイアリーで自分史を記録してみてはいかがですか。