
2019年 能率手帳1は発行70周年を迎えます。
もちろん、この70年で幾度かの仕様変更をしてるとはいえ、
これだけ長く続いている手帳は他にはないと思います。
日本で初めて 時間目盛りを採用し、時間管理という概念をもった能率手帳ですが
能率手帳1が、クラシカルな手帳かと言えば、決してそんなことはありません。
いまや、ビジネス手帳にとってのベーシックなスタイルであり、
能率手帳1がスタンダードとなっていると感じます。
手のひらで包み込むように持てる独特なサイズは、
旧官製はがきを手帳に挟み込めるようにと決められました。
約70年前の当時、連絡手段といえば、メールでもなく、電話でもなく、郵便だったそうです。
外出先からお得意様へお礼状や連絡をするため、官製はがきを手帳に挟める大きさが
発売当時は、必然的な大きさだったようです。
能率手帳1小型版は 能率手帳1を一回り小さくした手帳で、
ページのデザインやページ構成は能率手帳1まったく同じです。
大きさは、ワイシャツのポケットぴったり収まる大きさです。
この大きさは、いまもなお、脈々と受け継がれ
能率手帳らしさのひとつになっています。

手帳の使い方は人それぞれですが
月間予定表は、予定を管理するよりも行動結果を記録するのに適したフォーマットかもしれません。
イメージとしては学校の職員室の黒板にに書かれた月間予定表です。
毎日の習慣化した(したい)行動を記録したり
体重や売上など、定量的な数値を記入したり
午前、午後、夜間と記入スペースをわけて ざっくりと予定の有無を記録するような使い方も。

週間予定表は、縦に月曜日から日曜日
横に時間目盛りとして 8時から24時(手帳の表記では12時)まで
30分刻みで記載されています。

右ページの上下についている点を1時間刻みとして使うと
24時間の時間目盛りとして活用できます。
深夜の移動や海外スポーツ中継を記録することができますね。

右ページの点を上下に結ぶと
右ページを三分割に分けることができます。

週間予定表には毎日 経過日数が記載されています。
例えば 7月26日は、207-158
これは、1月1日から207日目
今年の残日数は158日ということです。
今日から50日目を知りたいときは
257日目を能率手帳で探すと 9月14日だとすぐにわかります。

毎月1日の週には
時候の挨拶と月の異名(和風月名)も記載されているので
季節の変わりめを感じるきっかけにもなりますね。
能率手帳を手にした時に、他の手帳にはない安心感や一体感を感じるはずです。
これは、手帳本体に表紙を直接貼り付ける「くるみ製本」と呼ばれる製本方法で、
1冊1冊丁寧に表紙を手作業で貼り付けています。
機械化できない、手のかかる工程ですが、この工程で生まれる手帳の一体感を大切にしています。
能率手帳1を手にとっていただけたなら、ぜひ手帳をパラパラとめくってみてください。
日記欄に引かれた直線がまったくずれていないことにお気づきいただけます。
印刷、裁断、製本とすべての工程に高度な技術を使った最高品質の手帳だと自信を持ってオススメします!


能率手帳1には
伝統工芸の技術を使った
甲州印傳や箱根寄木細工などの
通販限定カバーもお選びいただけます。
能率手帳1は 日記として活用している人も多いぞう♪
みんなの手帳部で 活用方法を参考にしてほしいぞう♪