みんなの手帳部

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活動報告みんなの手帳の色んな使い方をご紹介! 活動報告

手帳は発想を溜め込むところ。手帳だけには頼らない

杉浦 岳史さんの活動報告

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Profile

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コピーライター
杉浦 岳史 (すぎうら たけし)さん

1968年生まれ。広告代理店勤務後、1998年に杉浦広告事務所を設立。現在ハウジングを中心に、多彩な分野で新聞広告、雑誌広告、パンフレット制作などの企画立案・コピーライティング等で活躍中。

基本は頭で管理

住宅を中心に、多岐に渡る広告のコピーライターとして活躍する杉浦さん。特にフリーとして独立してからは、時間管理もよりタイトでシビアなものになっている。もともとスケジュールは自分の頭の中に記憶し、手帳に頼り過ぎないようにしていたそうだが、「コンピューター化によって、納期が短くなり、最近は頭で管理するのにも限界を感じてきました」とのこと。原稿やデザインもコンピューターを使えば、昔に比べて格段に早くなり、スケジュールがよりタイトになってきているのだとか。「でも締め切りは緊張感があるせいか、ちゃんと覚えています」。手帳は自分の記憶の確認、というくらいのつもりで、できるだけ頭で管理するよう心がけているそうだ。

電車の中も情報源

ちなみに手帳は気軽に持ち歩ける、小さいサイズを使っている。いつも携帯していて、参考になるようなコピーや、とっさのアイディアは、思いついたらすぐに書き込む。電車の吊り広告や本屋などは特に重要な情報源。今流行っている言葉、新しい言葉をストックするために、常時アンテナを張っている。「駅のホームのベンチに座って、何か書いている人がいたら、私かもしれません」。公共の場所、特に人の少ない駅のホームで、なぜかアイディアが湧き上がってくるのだという。そうやって持ち歩く手帳には、デザインなどにもクリエイターらしいこだわりを持ち、文具店で1時間以上悩んだ末に選んだものだそうだ。

振り返っても見やすい工夫

仕事では手帳以外に、A5サイズのノートも持ち歩いている。こちらは打合せ用として、1案件に1ページ使うようにしている。後で振り返って見ることも多く、ページごとにまとめられている方が見やすいからだという。コピーライターといっても、例えば住宅などの場合、物件をどういうコンセプトで売り出すか、という企画段階から入っていくため、実際に売り出す1,2年前から関わっていくケースも。イメージからそれに合った広告を考え、最終的には逆にそこから商品が作られることもあるのだそうだ。時には昔のアイディアを探ることもあるので、過去の手帳、ノートは全て保管している。新しい企画に携わるとき、以前の記録が思わぬ効力を発揮することもあるようだ。書き込む筆記具にもこだわりを持ち、主に青のペンを使う。業界の性質上、赤は”修正”の意味が強い。また、黒はみんなが使っている色なので、自分のアイデンティティを出すために青になった。自身が書いたものである、とはっきり区別をつけるためにも有効なのだそうだ。
杉浦さんの事務所には、辞書や事典のほかに、デザイン書、洋書、歴史書や雑学書など様々なジャンルの本が積み上げられている。斬新な発想やひらめきはこうした日々の努力の蓄積から生まれるものだった。

手帳は発想を溜め込むところ。手帳だけには頼らないイメージ 4

私の手帳のツボ

●コピーやアイディアは思いついたらすぐその場で書き込む
●後で振り返っても見やすいように、ノートは1案件に1ページ使う
●頭でも記憶し、手帳にあまり頼り過ぎない