
能率手帳GOLD一年生
能率手帳GOLDは、2016年版からの使用。つまり、能率GOLD一年生。
ここ5年ほど愛用していた英国製の手帳が廃盤になってしまい、2016年版の手帳はどうしようかな?と考えていた時に、前から気になる存在だった能率GOLDを店頭で見て、触ってみたのが始まりだ。
すでに愛用されている万年筆や手帳好きの方のブログなどで、万年筆のペン先やインクを選ばない、と評価されていた。万年筆好きとしては、これは外せない大事なポイント。
付録的なページがあまりないという点も見逃せない。
必要な情報は、自分が使いやすいようにまとめてあった方が、結局は便利。使い途がみつからないページがあると、それが心理的にプレッシャーに感じることもある。

どんな時でも最低これだけは持ち歩く手帳に、と考えていたので、これまでの手帳とほぼ同サイズ、コンパクトで軽いのも好印象。
そして、やっぱりカッコいいルックス。1年間毎日付き合うのだから、派手である必要はないけれど、カッコイイと思えないと。
というような選考基準を見事クリアして、能率手帳GOLDが2016年のスケジュール帳の座に就いたのだった。

使ってみた感想は、
作りがしっかりしていて、酷使しても装丁がバラバラになるとか、予定変更のため消しゴムで文字を消していたらページが破れた、ということがない。
手持ちの万年筆で記入した限り、ほぼインクの裏抜けや滲みもない。 革装の変化が、劣化ではなくて、育っていくのも楽しみ。
最初はスケジュール管理メインで、ちょっとしたメモを残す程度だったが、作りの良さ、革の手触りなど、愛着が持てる一冊になると確信できたので、単なるスケジュール帳ではなくて、その日何が楽しかったか、何に感動したか、というようなことを書き留めるような用途に変更した。

罫線がないので、その時の気分で文字の大きさを変えることで、筆記量が調整できるし、シールやマスキングテープでページに遊びの要素を加えることもできる。
書き込む内容は自由でいい、と方針変更したら、この手帳に書いておきたいことが、あれこれ思い浮かんでくるようになった。
もっと書きたい、となる、呼び水のような存在であることに、驚いている。
スペースが足りなくて書ききれないあれこれは、別の日記や雑記用のノートに書いている。
ちなみに、スケジュール管理は、トラベラーズノートのパスポートサイズ・マンスリーに移行してみた。

能率手帳の罫線の色に合わせて、ドクター・ヤンセンのエドガー・アラン・ポーというインクを使いたいけれど、そのインクを入れる万年筆の方が、なかなかぴったりのものが見つからなかった。
それも、この度めでたく、パイロットのキャップレス木軸をお迎えして、めでたくコンビ結成!となった。

付属の別冊ノートには、来年以降も見たり使ったりしたい資料や記録を書き込んでおけば、引き継ぎがスムーズに行えそう、と思いたち、何を書いておくのがいいか、色が気に入って、つい買ってしまった2016年版能率手帳普及版の赤で、目下検討中。

いざとなれば、別冊ノートの他に、別売りの補充ノートもあるので、別冊ノートの他の使い道も、考えているところ。
<自分の一年を能率GOLDにギュッと凝縮したい>
2016年は普通サイズのGOLDを使っていたが、どこへ行くのにも、これだけは必ず持っていくようにしたくて、2017年は小型版に変更。
トラベラーズノートのパスポートサイズとの相性もいいので、常にスケジュール帳と一緒にしておける。
これからの手帖ライフの中で、能率GOLDには、「わたしの一年がここに凝縮されている」という役割を担ってもらうつもりだ。

そこで、2017年版には、見返しの部分に古着屋さんで見つけた、お気に入りの昔のきものの生地を貼り付けたり、扉にハンコを押す、などのちょっとしたカスタマイズも施した。
こと、手帖に関しては、早く2017年にならないかなぁ〜と、今からワクワクしている。
能率手帳の罫線に合わせて、万年筆のインクを選ぶこだわりはすごいぞう♪
手帳をしっかり使い込んでいるのがステキだぞう♪